大学入試改革で中学受験が求められる時代に

 東京都では2016年を境に中学受験者の数が増加しています。その理由の1つとして、教育に関する改革があげられます。特にニュースでも伝えられる大学入試改革は、大きな影響を与えたといえるでしょう。大学入試改革によって、2021年から「大学入学共通テスト」が開始されます。また、変更は試験制度だけにはとどまりません。2024年度にはテスト内容の見直しもはかられ、思考力を試す問題が増加することが予定されています。このような大学受験改革を受けて、子どもの大学受験には高校からの対策だけでは不十分との考えを持つ親が増えました。その結果、受験の対策が十分にできる中高一貫校に人気が集まっています。

 くわえて高校の選択肢が少なくなっていることも理由にあげられます。例えば2005年以降の東京都では公立高校の中高一貫校が増加したことで、高校受験による入学者の合格枠が減り、高校入試のハードルが上がっています。そのため、目標とする高校に入学するために中学受験の必要性が高まりました。このような時勢に対して、中学受験対策ができる塾は注目を集めています。中学受験は親と子どもの双方の共同作業です。合格に繋げるために多くの塾では、最適な目標を定めて合格に導ける能力をもった塾講師を求めています。